「人々を助けることが目的ならば、非営利団体になるべきではないか」起業家として農家の水不足という社会課題に取り組んでいると話すと、そう尋ねられることもあります。しかし私は、社会貢献とビジネスは、対立するものではなく、むしろ支え合うものだと考えています。確かに、寄付や助成金によって支えられる活動は、社会にとって大きな役割を果たしています。一方で、それだけに頼る仕組みでは、続けられる期間や規模に限りが出てきます。ビジネスは、利益を生み出すことだけが目的ではありません。社会に必要とされる価値を生み出し、その価値を持続可能な形で広げていく手段でもあります。そして、そのためには、活動そのものが自立し、社会にインパクトを残していることが欠かせません。農家の方々が、「EFポリマーによって収穫が安定した」、「水や肥料を減らせた」と実感し、自ら選んでくださる。その積み重ねがあるからこそ、私たちは研究を続け、より良い製品を生み出し、さらに多くの地域へ届けることができます。私たちの事業が成長すればするほど、より多くの農家へ製品を届けることができ、世界中で水不足に悩む人を支える力も大きくなります。EFポリマーは、「社会貢献か、ビジネスか」という二者択一ではなく、その両方を実現できる会社です。困っている人を「助ける」のではなく、「助け続けられる会社」を目指しています。EF Polymer 株式会社ナラヤン ラル ガルジャール(創業者 CEO)こちらは、琉球新報コラム【仕事の余白】の寄稿記事です。