よく周りは、「ナラヤン、あなたには人を惹きつける力がある」と言います。しかし私は、EFポリマーに人が集まるのは私個人の力ではなく、自然の力が大きく寄与していると考えています。世の中の人の多くは、心の中で、社会が抱える課題の解決に貢献し、価値を生み出したいと思っているはずです。人それぞれが誠実に、本質的な課題に向き合い続ける。そうすれば、同じ想いを持つ人たちは、自然と集まってくるものです。しかしながら、人が集まること自体には、それほど大きな意味はありません。本当の価値は、その関係をどう育んでいくのかにあります。信頼は一朝一夕で築けるものではなく、時間をかけて育まれるもの。自身のエゴを手放し、「私」ではなく「私たち」という視点に立つことが求められます。私はEFポリマーに新しく関わる人たちに対して、会社のビジョンに心から共感できる場合にのみ参加してほしいと伝えています。私たちが日々使っている時間は、私たちの人生そのものです。その時間を、単なる仕事として消費するのではなく、自分が本当に信じられるものに捧げてほしいのです。会社を育てるということは、一つの旅であり、大きな冒険です。その旅に加わるのは、本気で一緒にその課題を変えたいと願う人だけであるべきだと、私は考えています。EF Polymer 株式会社ナラヤン ラル ガルジャール(創業者 CEO)こちらは、琉球新報コラム【仕事の余白】の寄稿記事です。