ボリビアの日系人農協の代表がEFポリマーを視察し、水不足地域での状況改善を目指すこの度、ボリビアの日系人農協に当たるコロニア沖縄農牧総合協同組合「CAICO」の代表が来訪し、EFポリマー導入に向けた視察を行いました。米や大豆、小麦、とうもろこしなどの作物を栽培するボリビア・サンタクルスの農地では昨今、干ばつによる水不足の影響で、作物に十分な水を与えられない課題を抱えています。夏場の気温は40度を越え、地域によっては農地の10~15%は土壌が乾いている状態で、作物が育ちにくい状況が続いています。EFポリマーは今年、JICAが主催する「中南米日系社会との連携調査団」に採択され、9月に現地に渡航したことをきっかけにCAICOとの関係を深めました。今後、両社はEFポリマーをボリビアの農地で試験的に導入するための準備を行い、干ばつ地帯での効果実証を行います。今回行われた視察では、沖縄県糸満市で昨年からEFポリマーを利用している農家の方の協力のもと、農地でのポリマーの適用方法や得られた効果についての説明がありました。サトウキビ栽培においては、途中経過で茎頂や茎数の優位性が見られ、キャベツ栽培においては初期の発芽率の大幅な向上が見られたことに対する農家の反響が共有されました。CAICO組合長の具志堅正氏は「過去からポリマーについては少し知っていたが、オーガニックのものが無かったため、使うことがなかった。EFポリマーは私たちの農地にとって大切な役割を担うことを確信しています。」と述べています。写真右から:サトウキビ農家 赤嶺氏、CAICO総支配人 宮城氏、CAICO組合長 具志堅氏、EFポリマー 高良関連報道沖縄タイムス:ボリビア農協、沖縄県内の農地を視察 EFポリマーの導入検討NHK沖縄:糸満 ポリマー使った干ばつ対策 ボリビア移住2世が視察沖縄テレビ(OTV):水不足の解消目指す 沖縄ベンチャー企業 農業に革命!