100%オーガニックの超吸水性ポリマーの開発を手がけるEF Polymer株式会社(本社:沖縄県国頭郡 / 創業者兼CEO:ナラヤン・ラル・ガルジャール、以下「EFポリマー」)はこの度、気候テックを代表する会社として、「Indo-Pacific Climate Tech 100」に選ばれたことを発表しました。本日、シンガポールで行われるIPEF Clean Economy Investor Forumに合わせて正式に発表されます。Indo-Pacific Climate Tech 100とClimate Tech(気候テック)について気候テックとは、地球温暖化の対策やCO2排出量の削減など、気候変動対策に焦点を当てた技術やビジネスのことです。2010年代後半から成長が著しく注目を浴びているセクターで、2010年以降で2,400億米ドルもの投資が行われている中、そのうちインド太平洋への投資が半分を占めています。Indo-Pacific Climate Tech 100は2021年のCOP26以降に始まった企画で、インド太平洋経済枠組み(IPEF)に加盟する14ヵ国からインド太平洋を代表する気候テック100社が選ばれるものです。今回、他分野にまたがる1万を超える気候テック企業からの応募があった中、最も有望とされる100社が厳選され、表彰されます。EFポリマーは今回、Biosphere(生物圏)の分野で選出されており、主に土壌や水に関連する課題解決に向けた取り組みが評価されています。Indo-Pacific Climate Tech 100対象の10分野BiosphereFood SystemCircular EconomyCarbon MarketsData and FinanceEnergy ResourcesRenewablesEnergy Storage and DistributionBuilt EnvironmentMobilityEF Polymerの創業者兼CEOのナラヤン・ガルジャールは以下のように述べています。「気候変動対策へ積極的に取り組む他の著名な企業と名を連ねて、私たちの取り組みがこのように評価されることを嬉しく思います。今回の受賞は、EFポリマーが気候変動による水不足をはじめとする環境課題に対して、持続可能な解決策の推進に対するコミットメントの証です。今後も私たちは日本とインドのチームが一丸となり、深刻化する気候変動の課題の解決に向けて大きな影響を与えられるよう取り組んでまいります。」関連サイトHolonIQ - Indo Pacific Climate Tech 100(英語サイト)https://www.holoniq.com/ratings/indo-pacific-climate-tech-100EF PolymerについてEF Polymer株式会社はインド生まれ、沖縄育ちの技術をグローバルに展開するディープテック・スタートアップです。オレンジの皮など、従来捨てられていた果物の残渣をアップサイクルすることで、100%オーガニックの超吸水性ポリマー(SAP)の「EFポリマー」を開発し、農業資材として展開しています。2020年に沖縄で設立され、現在インドと日本を拠点に事業を推進しています。また、企業との協業により保冷剤や日用品、化粧品などでも自然由来のSAPを使った製品開発を進めています。当社製品の普及を通して、水不足を中心とした環境問題の解決を目指しています。また、EFポリマーは来春にシリーズBの資金調達を行う計画です。特に重点開拓地域である米国を中心とした海外事業の拡大に向けたサポートを必要としており、海外投資家を含めたパートナーを探しています。https://ja.efpolymer.com/