創業100年の化粧品メーカー × 創業5年のスタートアップ、環境配慮型の都市緑化に挑戦EF Polymer株式会社(本社:沖縄 / 創業者兼CEO ナラヤン・ラル・ガルジャール、以下EFポリマー)は、この度、ハリウッド株式会社(本社:東京 / 代表取締役CEO 牛山 大輔、以下ハリウッド)の六本木ヒルズ本社の植栽向けに自社の100%オーガニック超吸水性ポリマーが採用されたことを発表しました。創業5年目のスタートアップであるEFポリマーと、長い歴史を持つハリウッドが協力し、オフィス緑化の新たな可能性を探ります。プロジェクト概要ハリウッドの六本木ヒルズ本社(ハリウッドビューティプラザ)、六本木の象徴である森タワーを目の前に臨む立地にあり、ベランダには多種多様な植物が植えられています。1925年に創業したハリウッドは、日本初の総合美容会社として長年にわたり革新を続けてきました。創業者は植物の力に着想を得て美容製品を開発した背景があり、その精神を受け継ぐ社員たちが現在も丁寧に植栽の手入れを続けています。一方、2020年に創業したEFポリマーは、農業や環境分野での持続可能なソリューションを提供するスタートアップとして、気候変動や水資源問題の解決に取り組んでいます。今回、EFポリマーとハリウッドは、六本木本社オフィスの約60㎡の植栽スペースの一部にEFポリマーを導入しました。 これにより、日々の水やり負担の軽減や、土日・祝日など非営業日の水切れ防止効果を検証します。 ハリウッド株式会社 六本木ヒルズ本社東京都では、都市の緑化を推進し、「ヒートアイランド現象の緩和」に向けた取り組みを強化しています。オフィスエリアの緑化は、その一環として推奨されており、多くの企業や自治体が積極的に導入を進めています。しかし、気候変動による気温上昇や水管理の負担が課題となる中、持続可能な緑化手法が求められています。本プロジェクトは、こうした都市緑化の課題解決に向けた新たな試みでもあります。今後の展望創業100年の歴史を持つハリウッドと、創業5年のスタートアップであるEFポリマー。異なるバックグラウンドを持つ2社が協力し、環境に配慮した都市緑化の未来を模索します。EFポリマーは、ハリウッドの本社オフィスでの事例を代表的なモデルケースとして、人にも環境にも配慮した緑化事業の推進をサポートしていきます。EF PolymerについてEF Polymer株式会社はインド生まれで沖縄育ちのディープテック・スタートアップです。オレンジやバナナの皮など、従来捨てられていた残渣をアップサイクルし、100%オーガニックの超吸水性ポリマーの「EFポリマー」を農業資材として製造・販売しています。また、完全有機のポリマーを日用品や化粧品の原材料としての応用を推進することで、企業のグリーントランスフォーメーション(GX)を支援します。当社技術の普及を通して、水不足を中心とした環境問題の解決を目指します。関連記事(外部サイト)六本木ヒルズのハリウッド本社ガーデンにおいて、沖縄科学技術大学院大学(OIST)発の環境ベンチャーから生まれた100%植物性の保水剤『EFポリマー』の実証実験スタートhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000604.000025648.html